OMD-1000とは
蒸着中の基板の光量変化を単色光で監視する分光式の膜厚監視モニタです。自社の蒸着装置でも使用されており、蒸着部品メーカーとしてのノウハウの詰まった膜厚監視装置に仕上がっています。
リーフレット従来の機種はフィルター式の波長選択でしたが、新製品は当社で実績のある分光器を組み込み、任意の波長を選択できるようになりました。
膜厚変化の信号は電圧出力からパソコン対応のデジタル出力へ、制御機構はマニュアル操作からパソコンによるコマンド制御になっています。また膜厚計本体をI/Fによりパソコンと直結して制御できる様にしたことで、他のメーカーの様なコントローラーなどがなく、非常にコンパクトなシステムになっています。
蒸着装置へ取り付けて膜厚を監視します。
右記のような取り付けが可能です。
反射型監視
透過型監視
(投光器折り曲げ)
透過型監視
(投光器直結)
受光器
投光器
電源ボックス
嵩上げフランジ
※反射型ミラーボックスに付属
反射型ミラーボックス
透過型ミラーボックス
型式 | OMD-1000 |
分光器タイプ | ツェルニーターナー型シングルモノクロ |
波長範囲 | 保証範囲:380~900nm 動作可能範囲:350~1100nm |
波長分解能 | スリット0.5mm:4.2nm [546nm] スリット1.0mm:8.3nm [546nm] |
波長精度 | ±1.0nm |
最小波長送り | 0.1nm |
外部制御 | RS232C |
外部出力端子 | DC0~2V (フルスケール時) |
サンプリング間隔 | 100ms以上 |
静電気放電試験耐圧 | ±5kV (実績8kV) |
光源 | 12V100W ハロゲンランプ |
光量安定性 | ±0.1%/h 以下 |
入力電圧 | AC100V 50/60Hz |
許容入力電圧 | AC85~132V |
皮相電力 | 340VA以下 |
使用環境 | 温度 10~35℃ 湿度 20~80% |
※製品仕様、外観などは予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。